ロト7だかロト6だかが最高10億とか、年末ジャンボ宝くじで1等3億円とか、徳川埋蔵金とか、一攫千金への憧れって人間である限り誰にでもある気がします。
もちろん、ぼくにもあります。もし宝くじが当たったら、とあなたも1度くらいは考えたことがあるでしょう。
少ない努力で成功したい、短い時間で効率良く成果を出したい、棚からぼた餅に預かりたい、打ち出の小槌が欲しい、ドラえもんのポケットが欲しい、など考えればきりのない夢のような話。
そんな奇跡のようなことがいつかあなたに起こるかもしれないし、起こらないかもしれない。買わない限りはチャンスは訪れないけど、結局外れるだろう。
そんなことを考える時間があったら、日々、毎日、コツコツと努力した方が良いのではと松下幸之助さんは言っています。
『安易な道はない』
楽に、しかも早く成功したいと思うのは人の常。しかし、濡れ手で粟のうまい話は滅多にない。一歩一歩、慌てず怠らず、着実に努力を重ねていくことが、結局は大きな成果に結びつくのである。
ウサギとカメの競争。一気に成功を手にしたかと思ったウサギ。自信満々の瞬間に変化した心情は、驕り、過信、油断、怠慢。結局は一歩一歩、コツコツと努力を続け、信頼、信用、実績を、小さくも積み重ねたカメに最後は負けてしまいます。
だからコツコツがんばりなさい、と言っているのかもしれないし、もしかしたら、松下幸之助さんですら、厳しい状況で、宝くじでも当たらないかなぁ〜、なんて思ってしまったことを自戒して言ったのかもしれませんよね? そう考えると少し気分が楽になりませんか?
気楽にコツコツ、ぼくなりにがんばりま〜す。
それではまた明日。
2017.02.15 700字@30分