よく廃れていく商店街みたいな話ありますよね? 大手のスーパーやショッピングセンターが近くに出来たことによって、シャッター商店街が増えてきているっていう問題。
これって自分の会社に当てはめて考えるとヒヤヒヤもんですよね〜?
特に屋根・瓦業界では、さっさと隣の瓦屋さんが潰れないかな、生き残りさえすればなんとかなる、なんていう忍耐勝負みたいな消耗戦になりがち。ぼくも1度はそんなことを思ったことはあります。
これは屋根・瓦業界だけではなく、すべての斜陽産業に当てはまると思います。
じゃあ競争相手がいなくなったら全てうまくいくのか? という問題の核心を突くような、松下幸之助さんの名言です。
『競争相手もよい教師』
競争相手がいなければ。と思いたくなる時もあるだろう。けれども、競いあう相手がいればこそ、あれこれ知恵をしぼって考える。自分で考えているようで、実は相手に教えられているのである。競争相手も自分を伸ばす励みとして生かしたい。
松下幸之助が言いたかったこと。ライバルがいないと燃えない。ぼくはこう解釈しています。
よく恋愛と経営は同じなんて聞きません? モテる人は経営もうまいっていう噂。
そう考えると恋愛でも、誰も良いという人がいない人を好きになりにくいですよね? あの人良いよね〜ってみんなが思っている人の方が魅力的ですよね? 魅力的な人をなんとか自分に振り向かせようとライバルに負けないように必死に努力しますよね? だから、なんとなく分かる気がします。あなたはどう思いますか?
ライバルが勝手に消えることを考える前に、いかに告白して勝ち取るかを考えることが大切ということなんでしょうね。
松下幸之助がライバルだと思ってたのは誰なんだろう? ぼくのライバルは誰なんだろう? そんなことを考えてしまいました。
それではまた明日。
2017.02.01 700字@30分