1企業1事業なんて昔の話。2017年現在においては、1企業2事業なんて当たり前。複数やればやるほど良い、なんていう経営学を聞いたことありませんか?
じゃあうちは何を新事業としてはじめようか? 何か良いアイディアはないだろうか? と考えたことありますよね? でもそう簡単に良いアイディアが生まれれば苦労しないわけで。とはいえ誰かに相談するわけにもいかないし……
今日は何でもひとりでできる! 俺のアイディアは世界一! アイディアを盗まれないためにもひとりで考える! と、アイディアこそ全てと勘違いしていたぼくみたいな社長さんにピッタリな名言です。(汗)
『自分も生き、他人も生かす』
意見の対立を恐れることはない。互いに言うべきを言い、受け入れるべきを受け入れて、両者のよいところを生かしあえば、よりすぐれた考えにたどり着ける。自分も生き、他人も生きる道を求めてゆきたい。
松下幸之助が言いたかったこと。意見の対立は良いことだよ! 対立を恐れるな!ぼくはこう解釈しています。
日本の会議って生産性悪いって有名ですよね〜? ぼくなりになぜだろう? と考えました。
日本ってディベートってマイナーですよね? だから自分と意見や考えが違う人を受け容れる習慣がない。むしろ、村社会ベースだから協力という名の同調主義が横行。本当は違うことを考えたり思ってたりしても、それは言わない文化。
だから違う意見を言われると、自分が間違っていると否定された! あなたが正しいと言いたいの! とすぐに感情的になってしまう。だから建設的な意見交換ができないのではないだろうかという仮説を立てています。
じゃ、ディベートやりますか! って、 そもそもディベートなんてやったことないし、どうやっていいか知らないし。
だから松下幸之助さんは言ってくれたのでしょう。意見が違っても敵じゃない。ただ違うだけ。仲間なら合わせたら良いんじゃない? 日本でも昔から三人寄れば文殊の知恵っていうじゃろ? と耳元で囁かれたら、きっと素直に人の意見に耳を傾けられそうな気がしますよね?
方法論よりも心の持ちようが大切ということでしょうか。さて、そろそろ冷静に話し合いをしましょうか?
2017.01.23 800字@30分