37歳のおっさんが誰かの役に立つために挑戦してみたこと

『嫌われる勇気』というアドラー心理学のベストセラー本はご存知でしょうか?
最近はドラマのタイトルにもなっているので聞いたことはあるかもしれませんね。

ある日ぼくはこの本と出会いました。その影響で自分の人生を生きよう。そうなれるように人生をリスタートしよう。そして、その一環でこのブログを書くことになっています。

何を持って自分の人生なのか? と考えたとき、アドラーの言いたいことをぼくはこう捉えました。
誰かの役に立っているかもしれないという幸福感を得ること

じゃあこれって今までやってこなかったのかって考えたとき、自分ではやってきたつもりでした。

例えば会社の社長として、社員さんを育成する仕組みや環境をつくろうとしました。その人のキャリア形成として必要そうなことを学べる研修を受けさせる。あることを学びたいと言われれば、それを教えてくれる人を探してすぐに研修化する。なるべく早く仕組みや環境を作ってきたつもりでした。でもそこまで意欲的に学習する人は少なかったのが現実でした。

そして初めて、やり方が間違っていたことにアドラーに気づかされました。ぼく自身が体験していないことやできないことをやらせてただけだった、と。つまりぼくのやっていたことはただの押し付けだったんです。

では押し付けではなくするには? と考えました。そしてまずは自分自身が体験しよう。そしてその体験の中から、失敗したことや成功したことを体験談として伝えよう。と切り替えました。

ぼくがぼくの人生で誰の役に立ちたいのか? 今から付け焼き刃で学習できることは少ないかもしれません。でも今まで経験してきた、経営のこと、屋根のこと、一軒家のこと、であれば実際の失敗談はいくつもあるじゃないか? そしてその失敗から学んだこともあるのではないか?

そんな思いから、実際の失敗談や勉強したことを言葉としてカタチに残すことで、経営者や屋根業界や一軒家の住まい手の役に立てればと思います。

2017.01.15 850字@1時間